Mr.太田ムービーコレクション第2弾
99艦爆『トラ!トラ!トラ!』仕様
1:72 製作(2001)/ 太田 一



『おい見ろ、日章旗やッ!(注:関西弁)』(紹介文:宮本 拓)

  別項で映画『トラ!トラ!トラ!』に登場した劇用零戦をご紹介しましたが、製作者の太田さんより最新作『トラ!トラ!トラ!』仕様の99艦爆の画像が届きましたのでご紹介します!

  この99艦爆、まったくの別機から改装されたものですが、なかなかうまく実機の雰囲気を捉えており、作られてから30年以上経て再び映画『パールハーバー』で使用されています。
  太田サンは前作テキサン・ゼロと同じく1:72でこの機体を再現。手のひらサイズのムービーバードコレクションがますます充実してきました。

  ―― 以下、太田氏のコメントです。



『トラ!トラ!トラ!』仕様の九九式艦爆です。

  後部機銃が出ているので『パールハーバー』仕様と言えるかも(^^;)。

  『トラ!トラ!トラ!』の九九式は映画のビデオなどでチェックすると解るのですが、零戦と同様いくつかの改造段階の違う物が存在しています。BT−15そのままで、塗装のみ日本海軍の九九式らしくしたものから、今回の模型のようにカウリング、垂直尾翼、キャノピー、エア・ブレーキ等多岐に渡る改造が施されたものなどです。
  一応このモデルは『トラ!トラ!トラ!』の撮影時、よく雑誌に掲載された機体の仕様になっています。
  『パールハーバー』に登場する3機の機体も、良く見ると三機三様でプロペラの枚数が異なっていました。『トラ!トラ!トラ!』ではちゃんと付いていたダイブブレーキも無くなっています。
  そんなことも踏まえたうえで、このモデルも軽い気持ちで見てくださいね。



  ――というメールをまずは太田サンからいただいたのですが、数日後、新たなる画像とともにこんなメールが届きました↓


「いやァ、ビデオを観たらこの機体、コクピットまわりがかなりいじってあり、後部シートの後ろが狭めてあったりしました。そのため今回プラ板で追加改造してあります。
 また、排気の汚れも追加してあります」


 ……もう、ほとんど執念です(^^;)
 映画では機体のプロフィールが詳細に渡って観察出来る長回しのクローズアップ・ショットはほとんどありませんから、ビデオでじーっくり検証していかないとなかなか全体像を掴むのは難しいし、その結果を小さな1:72スケールのモデルに反映させるというのも大変ホネの折れる作業です。
 太田サン、漢(と書いて、「おとこ」と読む)ですな!


 ※掲載した画像はすべて太田さんからご提供いただいたものです。
 今回も合成等の画像加工でチョット遊ばせていただきました。 
 なお、合成画像の背景に写っているのは1995年に茨城県竜ヶ崎飛行場に飛来した、プレーンズオブフェイム所有の零戦52型(実機)です。