
VAP製作のオリジナルムービー『ヴィジュアル・バンディッツ』第2話「サラマンダ・パスサイド」で使用。


警視庁特殊部隊SATが搭乗する特装ヘリ。実在のSATが運用しているのはエアロスパシアル・ドーファンと言われている。軍用らしいスライド・ハッチの使い勝手が良いからだろうが、『ヴィジュアル・バンディッツ』の本編ドラマ部分で使用したヘリはそれとは違ってインペリアル航空所属のベル230。カードア・タイプの前開き式ハッチは、軍用/特殊任務用としてはやや異質なのだが、流石にドーファンはどこも貸していないので、やむなくTEP軍団所属のSATは230を運用している設定とした。230のエンジンを強化、側面とコクピット周囲に装甲版を張り巡らせ、消火剤散布用タンクとしても使用できる補助燃料ポッドを補助翼端に装備、様々な電子機器のアンテナやワイヤーカッターを機体から林立させている……といった具合。塗装はいわゆる「警視庁グレイ」とブラックのツートーン。撮影に使用したミニチュアはヒロボーさんから提供された“30”用ラジコンで、ドタバタしたあげく撮影に間に合わぬような状況にまで陥って、結局は宮本が二晩でデッチあげたもの。本当はもっと丁寧に作りたかったと後悔しきり……。


このミニチュア、クライマックス・シーンでテロリストの放つロシア製携帯式対空ミサイルに撃墜され、実際の撮影でも火薬を仕込んだ状態で胴体着陸したためスクラップとなり、現存していない。
