
この3点の画像は、ホリゾントバックで撮影した模型の画像(SCALEMODELの項・GMCトラック及びSタンクを参照)を切り抜いて、実景と合成するとどうなるか?と実験してみたものです。
雪景色の画像は『イーガービーバー』と題して、田宮模型オフィシャルサイトの「パチッデジタル」コーナーに投稿、掲載されました。
雰囲気としては“バルジの戦い”で前線に向かうジミー、もうひとつは侵攻したドイツ国内の片田舎を疾走するジミーといった設定です。
最後のSタンクは……まぁオマケと思ってください(^^;)

合成にあたっては、出来るだけ模型の写真と光源の位置やパースが合う背景画像を選び、合成の際に「浮いた」感じにならぬようにいくつかのイフェクトを重ねてかけていき、やや絵画的なテイストを狙ってみましたが、やはり本来はまったく別途に、合成の段取り等を考えずに撮られた写真同士をコンポジットしておりますので、違和感をなくすのに苦労しました。何層も重ねていくイフェクト(いわゆるフィルタですネ)の選択も無限の組み合わせがあり、どれとどれを組み合わせるといちばんイメージに近い画調になるのか……試行錯誤の連続です(^^;)

また、やはり模型と実写の背景を合成するならば、模型のほうで地面や、メインとなる被写体の周辺の樹木、建造物などまでは「撮影用セット」の要領で作り込んでおき、そのままでは足りない要素……例えば遠景や広がりのある空、煙、ライトの光芒、回転しているタイヤの効果などを適時追加して絵をつくっていくほうが、模型本来の「手作り感覚」や「立体物特有の存在感」をスポイルすることなく、面白い画像が作れるのではないか、と思いました。
加えて全体の画調に関しても、実写のようなナマっぽいリアリティーを求めるのか、絵画的な雰囲気に仕立てるか、やや現実離れしたファンタジックなものにするか……など、模型の塗装と同じく好みの別れるところであると思います。
――今回は実験的に、「模型単体の切り抜き画像」と「実写の背景」を合成しましたが、この結果をもとに、今後は「環境まで作り込んだ模型」と「背景や特殊効果」との合成をメインに据えて創作していきたいと思います。
